2011年10月18日火曜日

コア・カリキュラム 刑事訴訟法 第3編 訴因を発売いたしました!!

やっと、コア・カリキュラム 刑事訴訟法 第3編 訴因を発売いたしました!!

10月末まで特価の500円(11月から650円)です。
http://p.booklog.jp/book/36787

いつ試験に出てもおかしくない分野ですので、かなり力を入れました。
試験委員の酒巻教授の考えを中心に、「実務」と「理論」を架橋しています。

今日は、コア・カリキュラム 刑事訴訟法が本試験、特に論文でどのように役立つのかということについて、書きたいと思います。

コア・カリキュラム7法シリーズは、本文のうち重要な情報はキーワードを太文字にしたり、下線を引いたりしています。
本書を理解して、その重要な部分(太文字・下線部分)を覚えれば、必ず論文で有効な武器になります。
もちろん、その力を有効に発揮するためには、演習書等で論文を書く練習は必要です。
ただ、基礎力を本書で底上げすれば、誰にも負けない力がつくはずです。

特に、訴因という分野は理論的な面で複雑で、かつ、難解な分野といえます。
中途半端な理解では、論文で歯が立たない分野といえるでしょう。
これは毎年出ている伝聞と同様の分野だということを意味します。

しかし、伝聞と同様に、基本的な考えを理解し、具体的事例でパターンを把握することで、本試験においても対応することができます。
そこで、本書全般にいえることですが、【ケース】という項目で法規範とあてはめを重視しています。
個々の【ケース】は難しいものではありませんが、基本的な事例へのあてはめ作業を通じて、問題を処理する能力が向上します。

また、コア・カリキュラムで問われる可能性のある事項については、特にアウトプットを意識して、太文字や下線が引かれてます。
初学者は特に暗記を意識して下さい。基本事項(論証)で誰しもが書けるような規範定立作業すらできないようでは、合格レベルの論文は書けません。
とはいえ、難しいことではありません。初めは太文字部分のキーワードだけ覚えればいいわけです。
そして、下線が引かれている部分を確認して、表現方法の参考にする。
このことを意識して、理解に努めれば、ものごとを理論的に分析ができるようになります。いわゆる間違った「論点主義」にならないようになります。

注意すべきは、「論点」がわからなくていいということではないということです。
「論点」の正確な理解が必要ということです。

さらに重要なことは、本試験では時間がないということです。
そのために、アウトプットのスピードアップを図る必要があります。
論文試験はサービス業に似ています。
「質」のいい文章を「大量」に書くことが問われるわけです。
8ページ書いたからといって、「質」のいい内容でなければ評価されません。
逆に、「質」のいい文章を2ページ書いたからといって、論点を落としていては、これもまた評価が必然的に低くなります。
これが、「質」のいい文章を「大量」に書くことが問われているという意味です。

このうち、「質」のいい文章を書けるようにするツールが本書というわけです。
上述の通り、そのための武器がたくさん用意されています。
後は、練習して、その武器を使いこなせるようにするだけです。つまり、演習で実際に論文を書く練習をするということです。

最近、色んな人からメールを頂くのですが、「内容が高度で難しい」というメールも頂きます。
ただ、本書の土台になった教員用のレジュメにはその高度な内容が記載されています。
しかも、よく読めば、「なるほど」という内容ばかりです。それは基本事項について、ほりさげて書いてあるからです。
これは私の予想ですが、そういうところがやはり試験では問われるのじゃないかと考えています。
なぜなら、論文試験が真の意味で理解しているかを見極める内容になっているからです。
つまり、一見誰もが一応の内容は書けるものの、基本事項を正確に理解していないとボロが出てしまう。そういう内容だと思うわけです。

そのため、一見難しいですが、よく読んでみると「ああ、あの基本事項はこういう内容だったのか」ということがわかります。
一回理解してしまえば、応用が利きます。そして、その応用が試験で問われると思います。

もちろん、初めて本書を使う人の中には難しいと感じる方もいるでしょう。
わかりやすくするための工夫はしていますが、それでもちょっと難しいというときは、気にしないで太文字・下線部分を中心に読み進めればいいと思います。
その際には、その該当箇所のコア・カリキュラムの「●」印をチェックしておきましょう。再度、確認を要する部分という意味です。
最初はそうやって、ザーッと読み進めましょう。それだけでも、かなり力がつくと思います。
それから、もう1度「●」印にチェックした項目を中心に、じっくり読みましょう。きっと、理解できるはずです。

本書はこのように、基礎力の底上げための工夫が随所で散りばめられております。
できれば、他と差をつけるためにも早期に、そして特別価格の今月中にすべて購入することをお勧めしますが、とりあえずサンプルで上述の学習を実戦してみて下さい。
きっと、これまでの勉強方法が変わるはずです。

第1編 捜査 第1章~第2章
■PDFサンプル
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第2編 公訴の提起
■PDFサンプル
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■ePubサンプル
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